第15回鎌倉同人会講座が10月31日(木)に若宮大路沿いの鎌倉彫会館3階会議室(小町2の15の13)で開催される。
さまざまなテーマの専門家らを講師に招き、好評を博している同講座。今回のテーマは「鎌倉彫―鎌倉の中世と現代をつなぐ―」。講師は、仏師の彫りと塗りの技術を生かした「鎌倉彫」の伝統を受け継いできた後藤家の第29代当主で、博古堂代表の後藤圭子さん。
仏像・仏具から器や盆といった生活用品、作品としての鎌倉彫まで、現代に続く過程や魅力について語られる。昨秋、雪ノ下1丁目の発掘現場で、鎌倉時代の地層から発見された鎌倉彫の木片にまつわる「謎」についても解き明かされるという。
時間は午後2時から4時まで。定員は先着60人(要予約)。参加費は一般1千円、会員は500円。
問い合わせ・申し込みは同会事務局(銀の鈴社内)【電話】0467・61・1930へ。