天王町の橘樹神社の神楽殿で11月24日(日)、子どもたちによる奉納歌舞伎の公演が行われます。子どもたちに日本の伝統芸能を継承していくことを目的に、文化庁の地域文化財総合活用推進事業の一環として行われる取り組みで、5歳から10歳まで14人の子どもたちが8月から週に一度、専門家から指導を受けながら、稽古を重ねてきました。
今回、披露する演目「三人吉三巴白浪」は河竹黙阿弥の代表作の一つ。子どもたちが演じる「大川端庚申塚の場」は、吉三という同じ名を持つ3人の盗賊が出会う、物語の発端となる場面。七五調のせりふで知られています。公演は2部制で午後1時からと午後4時から。観覧無料。
またこの日は同神社の境内で骨董市が開かれるほか、神社がある天王町のYCVテレミン商店街では「フリーマーケット」が開催される予定となっています。問い合わせは同商店街【電話】045・335・6659へ。