小田急多摩線の栗平駅北口と駅前コミュニティ施設「カフェ&スペースL.D.K」で11月24日(日)、「小田急のくらしマーケットinくりひら」が行われる。飲食や体験のブース、ステージパフォーマンスで賑わいと交流の場を生み出していくのが開催の目的だ。
イベントを運営するのは「小田急のくらし部」。今年7月に小田急不動産(株)のサポートで同社と地域活動団体や個人事業主、地元農家らで発足された新組織だ。
地域活動をベースに、多摩線でのコミュニティ作りを目指して始まった同組織。これまでにブルーベリー収穫と商品開発、子どもたちの地域新聞作成、駅周辺の清掃を実施し、250人以上が参加している。駅周辺を活用したイベントの開催は初の試みだ。
同組織について小田急不動産関係者は「現在の活動は多摩線が中心だが、今後は各所にある地域団体の状況を見て、点が線になるよう他の沿線にも広がっていけば」と期待を込める。
食や体験コーナー
24日は屋外エリアで地元農家や飲食店がジェラートや沖縄そば、カレー、野菜販売などで出店。ステージではマジックショーやダンス、クイズ大会が行われる。またL.D.Kでは発酵調味料作りや雑穀おにぎり作りといった、食にまつわる体験コーナーも登場。
同関係者は「沿線に住む人やこれから住もうと考えている人にも魅力が伝わるよう、地域色豊かな催しを目指したい」と話す。開催は午前10時から午後3時、少雨決行。(問)イベント担当【電話】050・3567・0237