中日本高速道路(株)が建設を進めている、新東名高速道路の伊勢原ジャンクション(JCT)〜伊勢原大山インターチェンジ(IC)間が、明日3月7日(土)午後3時に開通する。市内の新たな玄関口として、観光振興や物流の効率化などが期待される。
伊勢原JCTから伊勢原大山IC間開通
今回開通するのは、市内東富岡の伊勢原JCTから市内上粕屋の伊勢原大山IC間の延長約2・4Km。車線数は上下線とも2車線ずつの4車線。同ICは産業能率大学湘南キャンパスの北側に開設。大山や日向など、市内観光スポットへのアクセスが向上。同社によると、大山と東京都内のアクセスが、開通後は22分短縮される。
また、内陸伊勢原工業団地から海老名JCTの所要時間は13分の短縮を見込む。物流効率化による生産性向上が期待されるという。
伊勢原大山ICから東名高速道路・東京ICまでの料金は、普通車1510円(軽自動車等1240円)。
伊勢原大山ICから西側の秦野ICまでの開通は2021年度
同社によると、伊勢原大山ICから西側の秦野ICまでの開通は2021年度を、新東名の全線開通は23年度を予定している。
同社は当初、2月28日に報道向けに現場を公開する予定にしていたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、前日に中止を判断。現場写真を公開した。また、7日に予定していた開通式典の中止も発表した。