4月4日の「第11回さぎ沼さくらまつり」中止
さぎ沼商店会は4月4日に開催を予定していた「第11回さぎ沼さくらまつり」の中止を、3月3日に公表した。新型コロナウイルス感染拡大防止のため。川崎市内でも3月31日までイベント自粛要請が出ている状況などを考慮し、検討を重ねた結果だという。
同まつりの担当者は「非常に残念なお知らせになってしまったが、ご来場者、出演者、関係各位さまへの影響を考えての判断。ご了承いただきたい」と呼び掛ける。
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同まつりは商店会が主催する地域の恒例イベント。鷺沼駅前に特設会場を設置し、商店会加盟店による飲食ブースやステージパフォーマンス、子ども会による餅つき実演販売などで、例年地域住民で賑わう。2011年の東日本大震災時に1度中止を決断しており、以来2度目となる。
4月5日の宮崎台「ふる里さくら祭り」中止
3月13日には、開催を前提に準備を進めていた4月5日の宮崎台「ふる里さくら祭り」の中止も決定。地域住民らの手によって企画、運営され、宮崎台の春の風物詩となっているが、事務局の担当者は「苦渋の決断であることをご理解いただきたい」と話す。
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中止となったが、予定していた「インスタ投稿コンテスト」や駅前広場の協力店ポスター掲示など安全にできることを検討し、実施する方針だ。
消費で地元店を応援
新型コロナの影響で経済が低迷する中、同事務局は街を元気にしようと、地元店での消費を呼び掛けている。担当者は「さくら祭りは地元の協力店の寄付によって支えられている。今こそ恩返しの時」と話す。方法は【1】商品やサービスを購入【2】SNSで店を紹介・応援【3】「#buyじもと」「#店の名前」をつけて投稿。協力店のリストはさくら祭りウェブサイト(【URL】http://msakura.com/)で確認できる。