新型コロナウイルス感染拡大の影響で外出自粛が続く4月8日、経営の厳しい飲食店らを応援しようと、フェイスブック上でテイクアウト可能な飲食店情報を集約する取組が始まった。
情報が集約されているのは、800人以上が参加するフェイスブック上のグループ「横浜市鶴見区交流会―I LOVE YOKOHAMA」。テイクアウト可能な区内の飲食店の情報が地区別に紹介されている。
同グループの管理人であるやきとり居酒屋醍醐馬場店の店主・石川英孝さんが、友人から「区内でテイクアウトできる飲食店を見つけるのが大変」といった相談を受けたことがきっかけ。横浜のグルメグループ内で同じような取組が実施されているのを知っていたこともあり、区内でも情報をまとめたいと始めた。
投稿者への感謝
集約ページには、これまでメンバーが投稿したページのリンクが並ぶと同時に、その店舗の最新情報や、新たなテイクアウト可能店舗情報の募集を呼び掛ける。投稿は配達情報やお店の雰囲気など、投稿者により様々。「お店のホームページのリンクを貼るだけでなく、食べた人の感想など、第三者からの目線が載るから面白い。投稿してくれた人へのリスペクトも込めて」と石川さん。4月11日現在、区内の飲食店37件が紹介され、ページに対するコメントは80件に上る。「想像以上に投稿や反応が集まって、思っていたよりも良い方向に進んでいる」と笑顔を見せる。
今できることを
醍醐では7日から1カ月程度、テイクアウト専門で営業。売り上げは通常時の半分程度になった。石川さんは「食べたいというお客さんには応えたいし、雇用や家庭も守らなくてはいけない。できることをやっていきたい」と話す。
ページはフェイスブック未登録でも閲覧可能。【URL】https://www.facebook.com/groups/hamalove.tsurumi/permalink/2612822738964487/