3カ月におよぶ臨時休館を経て、6月5日に再開した藤子・F・不二雄ミュージアム(長尾)。さまざまな感染症対策を講じ、来館者からは「安心して楽しめた」との声も寄せられている。
当面の間、1日の入館者数は通常の半数の約1000人とし混雑を回避。1日7回、1時間ごとの完全日時指定入館制をとる。チケット発売日も通常とは異なり、あす20日には、7月1日〜15日分を発売開始する。
休館中はビデオ会議等で使える「かべがみ」画像の配信や、公式ブログでの「みどころ解説」などにも取り組んできた。同館の宮野哲也館長=人物風土記で紹介=は「待つだけではなく、発想を変えて攻めることも必要」と今を語る。
ドラえもん50周年
今年は「ドラえもん」のコミック連載開始から50周年。同館では、特別展示「藤子・F・不二雄とドラえもん」と「ドラえもん50周年展」第2期を開催中。50周年展では、生活ギャグまんがとしての「ゲラゲラ笑える話」「ゾ〜ッとするこわい話」をテーマに、その原画を紹介している。詳細は同館ウェブサイト(http://fujiko-museum.com/)。
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