「旧石器ハテナ館」の愛称で知られる史跡田名向原遺跡旧石器時代学習館(田名塩田3の23の11)では、新型コロナウイルス感染症の影響による休館から6月4日に展示室が一部再開したのを受け、館報の号外を発行し、紙面による展示室の案内を行っている。
感染症対策の一つとしてボランティアガイドによる展示室の案内・解説を中止している中、改めて同遺跡や展示物の魅力を知ってもらおうとPRに乗り出し、館報「旧石器ハテナ館だより尖頭器」の号外を製作した。
紙面には通常館内でボランティアガイドが説明する同遺跡の歴史や特徴が盛り込まれているほか、展示画との間違い探しなど、見学する際により楽しめるような内容となっている。
館長の樋口保さんは「遠くに出かけられない今こそ、地元の歴史を振り返るいい機会。ぜひお立ち寄りください」と呼び掛けている。