箱根町立箱根湿生花園(箱根町仙石原817)は8月31日(月)まで、園内で「世界の食虫植物展」を開催している。
東南アジア、北・南米、アフリカなど世界各地の食虫植物約100種、700点を展示。消化液を溜め込んだ大きな袋を持つウツボカズラ、葉の内側の感覚毛に2回触ると葉が閉じ、虫を捕らえるハエトリグサなどが注目を集めている。
また8月22日(土)、23日(日)には、珍しい種類の食虫植物の特別販売会も実施する。学芸員の斎藤一平さんは「食虫植物は、土壌や水からでは足りない養分を補うために、虫を消化吸収している。不思議な生態を楽しんでほしい」と話している。
午前9時から午後5時(最終入場は4時30分)まで。入場料は大人700円、小学生400円。(問)同園【電話】0460・84・7293