地域で非行防止や犯罪をした人の立ち直りを支援する「社会を明るくする運動」の一環として、現在、中原市民館入口横に入選した標語を展示している。主催は中原区保護司会などを中心に地域の諸団体で組織された同運動中原区推進委員会。
「広げよう 地域のふれ合い 助け合い」
標語募集には玉川、井田、住吉、中原、西中原、平間の6中学校が参加。3757編の標語が寄せられ、12編が入選した。最優秀作品には、玉川中学1年岡田侑人さんの「広げよう 地域のふれ合い 助け合い」が選ばれた。11月10日まで展示。
70回目の大会を断念し、できる範囲で
例年は強化月間となっている7月に啓発活動を実施していたが、感染症拡大防止のため大会行事を中止。作文コンテストや標語募集などできる範囲で実施した。中原区保護司会会長で同委員会の中田泰光委員長は「今年は70回目の大会となるはずだったが残念。それでもたくさんの応募を寄せていただき嬉しい。市民館での展示は初の試みで、関係者の皆さんの協力もありがたい。歴史ある運動だが知名度は低いので、今後も啓発活動を続けていきたい」と話した。
図書館に関連本
コロナ下での初の取り組みとして、中原図書館に関連本コーナーを設置。更生保護の現場を取材した書籍や『レ・ミゼラブル』などの文学作品まで、幅広い視点で関連書籍をラインアップ。11月15日まで。
問い合わせは同推進委員会事務局【電話】044・744・3252へ。