町田市立博物館は11月24日(火)から12月4日(金)まで町田市役所1階イベントスタジオでの出張展示「絵巻のなかから飛び出した!?『たはらかさね耕作絵巻』にみる農具」展を開く。
「たはらかさね耕作絵巻」とは江戸時代に上流階級の子どもたちに農業の大変さについて教えるために描かれた教育用の絵巻物で、同館に所蔵されている絵巻の絵図部分を写真パネル化した11枚を紹介する。併せて、絵図に登場する「荷鞍」などの農具の実物約20点を展示する。農具は市民から寄贈され同館が所蔵している民俗資料で、昭和初期に実際使用されてていたもの。
これは東京2020オリンピック・パラリンピックを盛り上げることを目的とした文化芸術の取り組みである「町田市文化プログラム」の一環で行われる。