病気への理解などを深める講座
ハンセン病元患者の家族が自身の体験を語り、病気への理解などを深める講座「閉じ込められた命 ハンセン病と差別」が中区の波止場会館で12月9日に行われる。主催は横浜市成人教育講座運営委員会。
ハンセン病は1873年、ノルウェーのアルマウェル・ハンセン医師が発見した「らい菌」に感染することで起こる病気で、皮膚や末梢神経が侵される。感染力は弱いが、日本では患者が不当な隔離や差別を受けるなど、長年の社会問題となっている。
講師は「ハンセン病家族訴訟家族会」副団長の黄光男さん
講座には国のハンセン病患者隔離政策で差別被害を受けたとして、国家賠償請求訴訟を争ってきた「ハンセン病家族訴訟家族会」副団長の黄光男(ファングァンナム)さんが講師として登壇。父、母、姉が病気にかかり、幼少期を家族と離れて暮らした体験などを歌にした演奏を行う。
参加費無料 先着54人 申込はメールまたはFAX
午後7時(開場は6時30分)から8時30分。参加費無料。先着54人。名前、連絡先、「成人教育講座参加希望」と記入の上、メール(shinaijuku@gmail.com)を送信。【FAX】045・252・7862でも受付。
問い合わせはNPO法人在日外国人教育生活相談センター・信愛塾【電話】045・252・7862。