「かながわの遺跡展 相模川遺跡紀行〜3万年のものがたり〜」が1月24日(日)まで、あつぎ郷土博物館(厚木市下川入1366の4)で開催されている。
同展は、埋蔵文化財を通して、郷土神奈川の歴史と文化への関心を高め、文化財の保護についての理解を深めてもらいたいと、神奈川県教育委員会と厚木市教育委員会が主催する。
山中湖から流れ出て、多様な地形をかたちづくり、相模湾に注ぐ相模川の流域では、約3万3000年も昔から人々が活動していたことがわかっている。厚木市をはじめ、相模川周辺の遺跡には、川の恵みとともに日々を営んできた人々の暮らしの様子が残されているという。今回の遺跡展では、県内の発掘調査により出土した埋蔵銭、珠文鏡、石器、杵・臼などの貴重な資料を見ることができる。
観覧無料。開館時間は午前9時から午後5時。入館は午後4時30分まで。1月1日(金)〜3日(日)は休館。新型コロナウイルス感染症の拡大状況によって、入場制限や中止となる場合があるのでご注意を。
遺跡展の詳細、問合せは同館【電話】046・225・2515へ。