横浜北部、都筑区南山田町に新鮮朝どれ卵を販売する直売所があるー。実は都筑区は販売農家戸数横浜市内18区中、一番多い農業等が盛んなエリアなのです。約50年前から南山田町で織茂養鶏場場を営む織茂武雄さんに、話を聞いてみました。
この道50年、顔の見える安心・安全な卵
コケコッコ〜。養鶏場の朝は早い。未だ夜が明けない朝方から卵の収穫を行い、L M Sなどサイズ分けをし午前10時の開店に備えます。横浜市都筑区内はもとより、近隣区から新鮮卵を求め常連客が足繁く通っているそうです。
昭和30年代に入り、先代が養鶏主体の農業へ転換し規模を拡大。織茂さんはこの道、約50年のキャリアを持つ養鶏農家で神奈川県内初の肉用鶏ブランドを目指す「かながわ鶏」生産プロジェクトにも参加しています。
織茂養鶏場の卵は朝の採卵後、すぐに選別・仕分けをし、最短の時間と距離で消費者に産み立て卵を提供できるのが最大の強み。朝どれ卵は鮮度抜群で、プリップリッの黄身と弾力のある白身が特長。顔の見える安心・安全な卵はどんな卵料理にもあいますが、まずは、炊き立てのご飯と一緒に最高の「卵かけご飯」を堪能してほしいです。
「うみたてたまご直売」の幟が目印
養鶏場へのアクセスは交差点「中川中学校前」「宮の下」「新北側橋」を目指し、ナビ入力(都筑区南山田町4526)をお願いします。早渕川沿いに「うみたてたまご直売」の幟(のぼり)が目印に。駐車場あり。店舗直売所のほか、JA「ハマッ子」直売所の「東方支店メルカートきた店」、「都筑中川店」でも新鮮卵を買うことができます。
横浜野菜も販売
直売所では新鮮卵のほか、横浜野菜も販売しています。織茂さん一家が育てた野菜に加え、地元農家から仕入れた旬の野菜が店頭に並ぶ。卵は朝どれ、野菜も収穫したて、まさに横浜産の食物を横浜市民が消費する地産地産の模範店です。