横浜山手西洋館 「エリスマン邸 」移築30年祝う 2月20日 講演会など

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横浜山手西洋館 「エリスマン邸 」移築30年祝う 2月20日 講演会など
元町公園内のエリスマン邸の外観

横浜山手西洋館の中の1つであるエリスマン邸=中区元町1の77の4=が昨年移築30周年を迎え、2月20日(土)に記念イベント「エリスマン邸の軌跡」を開催する。午後2時から。先着18人、参加費2000円。

エリスマン邸とは

エリスマン邸は、スイス人の生糸貿易フリッツ・エリスマンの邸宅として1926年に山手127番地に建てられた。設計は「日本の近代建築の父」といわれるアントニン・レーモンド。82年にはマンション建築のために解体されたが、2年後に元町公園内の現在地に移築・復元された。94年度には横浜市認定歴史的建造物にも選定されている。

創建当時は1階が応接室や厨房、居間兼食堂など、2階は主に寝室や浴室などで構成。小屋裏部屋として3階もあり、地下室には酒庫とボイラー室のほか、和館が併設していたという。

レーモンドの功績に光

同イベントでは、レーモンドの名を冠する(株)レーモンド設計事務所から三浦敏伸氏が、「建築家『アントニン・レーモンド』が日本に遺したもの」というテーマで講演会を行う。講演会の後には、横浜山手西洋館のエリスマン邸とベーリック・ホールでピアノの調律維持や演奏のボランティアをしているピアニスト、渡辺まこみさんによる演奏も。申込は、同所に電話【電話】045・211・1101または直接来館で受付(新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止の可能性有)。

現エリスマン邸は2階で写真や図面で山手地区に関する資料が展示されているほか、地下ホールは貸しスペースとして利用されている。しかしコロナ禍で昨年4、5月は休館。6月以降、入場や展示に制限をかけており、現在見学については1階部分のみ可能となっている。担当者は「レーモンド建築のさまざまな機能や居心地の良さを体感して頂けたら」と呼びかけた。

開催日

2021年2月20日(土)
午後2時から

住所

神奈川県横浜市中区元町1-77-4

エリスマン邸

費用

参加費2000円
先着18人

問い合わせ

エリスマン邸

電話

045-211-1101

045-211-1101

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公開日:2021-02-06

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