「中原桃の会」による植樹
二ヶ領用水・中原桃の会は2021年1月31日、神明神社(上小田中)の八百八橋(はっぴゃくやばし)のそばに区の花・桃の木を植樹した。
同神社に残されていた八百八橋が整備されたことを記念し、企画。氏子崇敬会のメンバーが見守る中、桃の会の会員らによって植樹された。氏子崇敬会の島田昭彦会長は「八百八橋を二ヶ領のせせらぎ風に移設したばかりで、ありがたい」と感謝を述べた。
あでやかな種類の花桃「源平咲き分け垂れ」
今回植えられたのは、濃いピンクと白の花を咲かせる花桃「源平咲き分け垂れ」。地域の皆さんに愛される場所になってほしいという願いを込め、あでやかな種類を選んだという。桃の会の松原成文会長は「300年前に野村文左衛門が私財を投じて作った八百八橋。今回、地域の皆さんがきれいに整備してくださった。中原区はかつて、桃の産地として全国に名を轟かせた。街中や家庭で再び桃が見られるようになれば」と話した。