地域の魅力向上と活性化を目指し活動している「おだわら魅力向上委員会」(事務局/小田原市観光課)はこのほど、小田原城の総構(そうがまえ)を紹介するパンフレット「はじめての総構」を作成した。
総構とは、小田原北条氏が豊臣秀吉との合戦に備え1590年(天正18)までに、小田原城とその城下を囲って築いた総距離9Kmに及ぶ堀と土塁による要塞の跡。同委員会によると、小田原城の総構は歴史好きな人にとっては人気の観光スポットになっているが、一般の人には認知度は低く、一部の人しか知らない場所だという。
パンフレットでは、総構に点在する歴史的遺構を「映えるスポット」として紹介。写真の撮り方や、Googleマップで自分の居場所が分かり総構に迷わず行くことができるWebコンテンツの情報も盛り込まれ、イラストや写真を交えて総構をおしゃれに紹介している。同委員会は「小田原観光のキラーコンテンツ小田原城+1(プラスワン)として訪れたくなるようなパンフレットになっています」と呼び掛けている。
パンフレットは、小田原城天守閣、小田原駅、小田原城址公園二の丸、早川臨時の各観光案内所、小田原市観光課、小田原市観光協会で配布。市のHPからダウンロードもできる。
問い合わせは事務局【電話】0465・33・1521へ。