毎月1日と終戦記念日などの特別な日に「平和の光」を上空に照射
横須賀市は4月19日、今春リニューアルした「平和中央公園」(深田台19)内の新設モニュメントを初披露した。同公園のシンボルとして30年近く存在した平和モニュメントの2代目。直径10メートル、高さ2メートルの円形デザインで、中心部にある円柱形の構造物から天空に向けて光の柱を放つ仕掛けが施されている。毎月1日と終戦記念日などの特別な日に「平和の光」と名付けた上空照射を行う。
平和モニュメントは、同公園リューアルの目玉の一つ。テーマは「平和の軸」。
デザインは、猿島でナイトアートペイントなどを手掛けた斎藤氏。「円が古くから持つ『無限、永遠』の意味を表現した」と斎藤氏。
ステンレスで出来た中心部の屋根には、市民が描いた円形デザインのくり抜きが施されており、昼夜の光で表情を変える。中心部の構造物には「平和」を意味する世界各国の言葉が刻まれ、夜間のライトアップで浮かびあがる。
平和モニュメントの上空照射は特別な日に限った演出となるが、中心部の点灯は日没後に毎日行う