日本舞踊千波流の千波一景家元らが5月14日、厚木市役所を訪れ、厚木での初公演を前に小林常良市長を表敬訪問した。
市役所を訪れたのは家元のほかに、分家の寛太郎さん、直門師範の千波朱永さん、師範の千波永松さんの4人。千波流では、定期的に東京都台東区の浅草公会堂で公演を行っているが、昨年の公演が新型コロナウイルス感染症の影響で延期に。そのような中で、毎回厚木市から多くの観客が観賞に行くこともあり、「今回は厚木の方に感謝の気持ちも込めて開催することになった」という。当日は、家元が小林市長に開催の報告をすると、日本舞踊の話に華を咲かせた。
千波流は坂東流八世家元の坂東三津五郎氏に許しを得てできた流派。主に古典を基本とした歌謡曲舞踊に力を入れている。
公演は6月6日
なお、厚木公演は6月6日(日)、厚木市文化会館大ホールで開催される。午前11時開場、11時30分開演。感染症対策として会場は密にならないよう間隔を取っての開催となるため、入場制限が行われる場合もあるのでご注意を。公演の問合せは千波朱永さん【電話】046・241・5609へ。