高齢化率が50%を超える相武台団地で「住み続けられるまちづくり」に挑戦している、株式会社ファイブスター(安西祐太代表)。地域に住む全ての人の「やりたい」を叶え、多くの人を巻き込み誰もが輝ける地域づくりを進めている。
各個人の「やりたいこと・できること」を同社が掘り起こし、地域が抱える課題とマッチング。「年齢や属性などは関係ない。誰もが自分の得意を活かせる場がある」と安西代表。それぞれの「好き」や「得意」を活かして課題解決を行い、地域活性化につなげる。
また「地域内でモノやお金が循環することは、持続可能なまちづくりにもつながる」と考える。将来的には地域で野菜の栽培を行い団地内で販売するなど、地域経済を循環させるシステムの構築をめざす。
今年4月、同社は相武台団地商店街の一角に認知症対応型デイサービス「おとなり」を開所。利用者も住民と協力し、課題解決に寄与している。「困ったときはお互い様で助け合える社会を作りたい」と語る安西代表。「おとなり」では飛び込みの見学も大歓迎だ。