毎年七夕にかなっくホールで開催される「ほしまつり」。今年の7月7日(水)は、宮沢賢治の『オツベルと象』とアンネ・フランクの『アンネの日記』の朗読会が行われる。『オツベルと象』は午後5時30分開演で500円(税込)、『アンネの日記』は午後7時30分開演で1000円(税込)。どちらも全席自由。60分のプログラムで、それぞれの作品に合わせたチェロの伴奏も。
欲深いオツベルが気の良い象をだまして働かせる『オツベルと象』は、「苦しい時は周りの仲間を頼れ」と宮沢賢治が語り掛けるような物語。冒頭25分ではスクリーンに星空が投影され、作中に出てくる月などについても解説する。
大人向けには『アンネの日記』の朗読。差別と戦争のない世界を訴えかける作品に、改めて触れてみては。
チケットの申し込みは同館【電話】045・440・1219(午前10時から午後8時/休館日除く)。