ベーカリープロデューサー岸本拓也氏のかき氷屋専門店
横浜市緑区の十日市場町834の1で7月28日、かき氷屋「北極星」がオープンした。同店は、「パン屋で街を元気にします」を掲げ、ベーカリー開業支援を行う「ジャパンベーカリーマーケティング(株)」(本社=青葉区)の直営店。同社の岸本拓也代表取締役は幼少期、鴨居に住んでいたことも。震災直後の岩手県で「パン屋を作ってほしい」と依頼されたことがきっかけで開業支援を始めたという。ベーカリープロデューサーとして、これまで全国各地に約350店舗の開業を手掛けた(進行中含む)。
氷は元Jリーガーの小椋祥平さんの地元の蔵元、山梨県北杜市から
開店前日に行われた内覧会冒頭、岸本氏はあいさつの第一声で「かき氷プロデューサーの岸本です」と、笑いを取った。続いて「冷涼かつクールでスタイリッシュなイメージでこの店を作った。パンはアートの一つと考えているが、かき氷もアートの一つとして表現していく。見た目で楽しめることが大事」と店舗コンセプトを説明した。同店で提供されるかき氷は、山梨県北杜市で作られた天然氷が使用されている。この氷は、元Jリーガーの小椋祥平さんが地元の蔵元から分けてもらったもの。現役時代からファンだったという岸本氏が小椋さんが経営するトータルリカバリーサロンを訪れたことがきっかけで意気投合。北極星の開店に関わることになったという。天然氷で作られたかき氷は、きめが細かく、ふわふわな口当たりが特徴だ。
メニューは「スモモとベリー」「マンゴーと杏仁豆腐」「さっぱり柑橘」「抹茶とあずき」「ほうじ茶と黒糖ゼリー」の5種類(変更あり)で各1500円。
1日20杯、売り切れ次第終了
営業時間は火・水・木曜日の午後1時〜4時まで(1日20杯が売り切れ次第終了)。
岸本氏は「緑区に初の直営店を出せたことは感慨深い。地域の皆さんにとって涼を感じるスポットとして少しでも喜んでもらえたら嬉しい」と話した。