北野川ふれあいの森保全会(宮崎元作会長)が9月8日、川崎市(福田紀彦市長)から感謝状を受けた。
北野川ふれあいの森は、旧県営野川住宅跡地の一部で2012年に市が県から無償で借り受け、保全会らが維持管理してきた。植栽した宮前区の花コスモスを目的に区内外から観覧者が訪れるなど、住民に愛されてきた。
10年近く活動を続けてきた保全会を称え
森は、借地としての利用が決まるまで1年ごとの契約で保全会が利活用してきた。しかし、2021年夏に県が一般入札で売却することとなり、返却が決定。そこで市は、10年近く活動を続けてきた保全会を称えようと感謝状を贈呈。宮崎会長は「地道に続けてきた活動を、評価してもらえたのはありがたい」と話した。
10月いっぱい楽しめそう
保全会による森の使用は11月30日まで。宮崎会長は「最後かもしれない約5000株のコスモスをぜひ楽しんでほしい」と話している。コスモスは同会によると10月いっぱい楽しめそうという。