南足柄市にあるユートピア農園(塚原3008番地先)の畑に植えられたヒマワリが見ごろを迎えている。畑は、季節外れの黄色い絨毯の出現に、写真に収めようとする人で連日にぎわいを見せている=写真。
ヒマワリは「夏りん蔵」という品種。一般的なヒマワリよりも背丈が低く、花も小ぶりだが、それが可愛らしさを強調し、切り花としても人気がある。また、茎が柔らかいのが特徴で、花を楽しんだ後は緑肥として土地を肥えさせる役割も果たしているという。
真夏のイメージがあるヒマワリだが、園主の古屋富雄さんはあえて時期をずらして栽培して10年以上になる。意外性と希少性が話題を呼び、今では地域の人気スポットに。これから12月にかけて隣接する畑でヒマワリのリレーが楽しめるという。古屋さんは「写真映えするので、楽しんでもらえたら」と話している。
土・日を中心に切り花の販売なども行うという。問い合わせは古屋さん【電話】090・7849・9200。