品種はティレノとザネラ
境川沿いにある瀬谷本郷公園でこのほど、ユリが開花。来園者を楽しませている。
チューリップや桜、アジサイなど四季折々の花を楽しめることで知られる同公園。職員によると、”秋のユリ”は2年ぶり。今年はティレノとザネラという2品種およそ1800個の球根を8月末に、のんびり広場沿いの園路と野球場外周に植えた。今月初旬に開花したという。
今咲いているのは、冷凍ユリと呼ばれるもの。球根自体を冷凍して、地温や気候を踏まえて発芽できる温度になった段階で植えるという。「ユリは一般的に春から夏にかけて咲きます。これだけの規模で秋に楽しめるのは珍しいのでは」と職員は話す。
見ごろは、今ぐらいの気候が続けば11月下旬までの見通し。急激に冷え込んだ場合は、早まるという。職員は「2年前に比べると2倍近い数を植えており、見ごたえがあります。園内をぐるっと散策して、秋のユリや紅葉を楽しんでもらえれば」と来園を呼びかけている。
詳しい問い合わせは同公園【電話】045・304・3633。