見どころ豊富な北海道。札幌から車で60分ほどの場所にある美唄市をご存じですか?
かつて炭鉱として栄え、炭都として全国に知られた美唄市は、人口約2万人ほどの小さなまち。冬は道内でも屈指の豪雪地帯です。ほかの観光地に比べるとあまり知られていないまちですが、知れば知るほど魅力がいっぱい!その一部をご紹介します。
北海道屈指の米どころ!名産品の宝庫
美唄市はお米を中心とした農業が盛ん。お米のソムリエが、日本一おいしいお米を選ぶ日本最大のコンクール(第8回全国食味分析鑑定コンクール)で北海道米として初の金賞を受賞した「阿部さんのおぼろづき」をはじめ、11年連続最高位を獲得した「ななつぼし」などブランド米が自慢です。
2021年秋には、同市に工場を構える川崎・久地の「日本理化学工業」に直売所・美唄コンテナショップ(https://bibai-contennashop.com/)が開設され、このお米も買うことができます。また、同市のオンラインストアや各種ふるさと納税サイトでも扱っています(https://bibainote.com/)。
ほかにも、全国1、2位の出荷量を誇るアスパラや、収穫量日本一のハスカップなど、特産品が多いのも特徴です。まさに食の宝庫!
美唄コンテナショップとは?
川崎・久地にある日本理化学工業は40年以上前から週2回ほど、コンテナ便で美唄工場から川崎工場へ資材などを運んでいました。その中には北海道の特産品やとれたて野菜も詰められていたそうです。そんな中、コロナ禍で地域経済が影響を受けていることから、同市を応援しようと、同社の大山社長が直売所「美唄コンテナショップ」を開設することになりました。
大人も子どもも!スノーアクティビティ
冬のゴルフ場は、雪の遊園地「美唄スノーランド」に大変身!大人から子どもまで楽しめるスノーモービルや四輪バギーなどの雪上アトラクションや、雪上ゴルフも楽しめます。また、毎年2月の第一土曜・日曜には「雪んこまつり」も開催。大すべり台やキャンドルのライトアップなど家族で満喫できそうです。
炭鉱の町で歴史感じて
道内有数の石炭の町として栄えた美唄市に行くからには「炭鉱メモリアル森林公園」は外せません。昭和47年に閉山した三菱美唄炭鉱跡地の一部を整備した公園で、観光客も多く訪れます。
山中にそびえる赤い巨塔は「堅抗巻揚櫓」といい、石炭を運び出すのに用いたそうです。2007年には経済産業省が指定する「近代化産業遺産」にも選定されています。
最後に
- 豊かな自然に、名産品の数々、歴史を感じる観光スポットや美術館など見どころ豊富な美唄市。札幌や函館などに目が行きがちですが、北海道旅行を計画するなら美唄市も候補に入れてみてはいかがでしょうか。