麻生区文化協会(菅原敬子会長)が主催する新春恒例の「あさお古風七草粥の会」が1月7日(金)、麻生区役所前広場で開催される。荒天中止。参加無料。
1年の無病息災を祈る毎年恒例イベント。昨年は、新型コロナの影響で中止となり、2年ぶりの開催となる。
今年は、コロナ感染対策として、座席を限定し入れ替え制で実施。先着500食で、午前10時30分から会場で整理券(提供時間指定)を配布する。提供は11時から午後0時30分頃まで。
振る舞われる七草粥は、すべて地元で栽培された米、野菜を用い、セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ(かぶ)、スズシロ(だいこん)も地元古沢で摘んだもの。麻生区の七草粥の特徴である餅は、早野聖地公園のボランティアが焼いた炭を使用して焼く。
会場では、川崎カルタとり、正月の唄や遊びなども行う。区役所2階ロビーでは、昨年、地元の日本映画大学と区役所で作成した七草粥のPR動画を配信するほか、これまでの歴史を紹介するパネルも展示する。
伝統を絶やさない
以前、細山にあった郷土資料館で新年会を実施していた際に、七草粥を作って振る舞っていた。この伝統行事に、より多くの区民に参加してもらおうと、2003年から区役所前広場に会場を移し、「古風七草粥の会」として開催している。
同協会では「こういう時期ではあるものの、2年連続で中止することで伝統が途切れるのが怖かった。感染対策には万全を期して実施するので、ぜひ伝統文化を体験しにご来場ください」と話している。
問い合わせは、同協会【電話】044・951・1300へ。
PR・イベントは終了しました。
開催日
2022年1月7日(金)
整理券を配布(提供は11:00~1230)
問い合わせ
麻生区文化協会
公開日:2022-01-06