講習続けて900回に 60歳以上対象に40年
磯子センターを拠点に活動する「磯子マジッククラブ」。月2回のペースで開かれている講習が、3月5日で900回目を迎える。
同クラブは1983年、老人福祉センター喜楽荘のマジック教室の修了生を母体に創立。60歳以上を対象に、約40年にわたって活動が続く。講習では初心者から楽しめるものを中心に、さまざまなマジックの作品を練習。時には老人施設などで作品を披露するなど、多くの人を楽しませてきた。
専任講師を務めるのは、区内在住の植木將一さん=人物風土記で紹介。60年以上のマジック歴で、市内にとどまらず全国各地で指導した経験を持つ。「とても丁寧に教えてくれて、楽しく活動ができている」と話すのは木村信之会長。会員の多くが初心者から始めるが、皆が楽しみつつ、手先や頭を使うことで健康維持にもつながっているという。
2日にわたり体験会
同クラブは3月5日と19日、磯子センター第2会議室で体験会を開く。両日午後0時30分から2時30分。参加費は無料、材料代は実費。両日異なる内容で、易しいマジックを3作品ずつ教える。事前申し込み制で、3月3日最終締切。1日だけの参加も可。申し込みは木村会長【電話】045・370・9536。