山野草家の村上敬さん(秦野市戸川在住)が6月15日(水)から19日(日)まで、あしがり郷瀬戸屋敷(開成町金井島1336)で「村上敬の山野草の世界『水の月をしつらえる』」を開催します。時間は午前10時から午後5時(最終入場4時)。
これまでもギャラリーやカフェなどで個展を行ってきた村上さん。今回は江戸時代から残る旧家の「床の間」を使った席飾りに初挑戦します。村上さんは一級建築士の資格を持っており「お客様を迎え入れる床の間の良さ、しつらえを再認識してもらえれば」と話します。
期間中は床の間5カ所に、自ら現代作家に依頼したという掛け軸と共に山野草が飾られます。「時代を超えてきた建物の中で、時間をかけて育ってきたこの季節ならではの野草の姿を見てほしい」と語った。陶芸家・山本安朗さんによる抹茶提供(有料)もあり。
問い合わせは、あしがり郷瀬戸屋敷【電話】0465・84・0050へ。

床の間の席飾り