桜森に拠点を置く環境ベンチャー企業の「㈱ケイ・システム」(小島啓義代表)ではこのほど、工場などから排出される産業廃棄物情報をリアルタイムで確認できる「企業の体重計Ⓡ」を開発。持続可能な社会の実現にむけ注目を集めている。
「サスティナビリティ 報告書」を自動作成
「かながわSDGsパートナー」に登録されている同社が開発したこのシステムでは、センサー内臓の計量器を置くことで、ゴミが「いつ、どこで、どれくらい」捨てられるのかを自動的にデータ化することを実現。データはリアルタイムで確認できるため、排気量削減やリサイクル率促進といった経営改善に利用できるという。
現在、持続可能な社会の実現にむけて「サスティナビリティ報告書」が大企業で作成される中、今後は中小企業にもこの流れが広がるとみられ、同社ではすでに追加開発を進めている。