生田の五反田自治会は6月25日、五反田川に恒例の七夕飾りを取り付けた。竹やぶから取ってきた大きな2本の竹を中心に、役員ら約20人が汗を流した。
2010年から休まず活動続け13年目
地域の子どもたちを思い、2010年から毎年続く活動。13年目の今回は自治会員のほか、市立東生田小学校の4年生150人ほどが短冊を用意。近隣5カ所の保育園からも約200枚の短冊を集めた。設置当日も園児や通りがかりの親子が参加。川沿いの柵の笹竹に付けられた短冊には、「世界が平和になりますように」「笑顔で一年過ごせますように」など、さまざまな願い事が書かれていた。
5月のこいのぼりと合わせ、同行事を継続してきた前会長の吉田輝久さんは「どちらも休まず続けてきた。短冊を飾ってくれていい思い出になる」と笑顔。2022春会長に就いた井上紀代さんは「みんなの願いが見られる場所。子どもたちの夢や平和への思いが叶ったら」と話していた。
場所は生田駅の東側、生田大橋付近。7月7日まで楽しめる。