逗子市第1回生ごみ分別市民説明会開始 全8回予定 ー3年後の資源化目指すー

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逗子市第1回生ごみ分別市民説明会開始 全8回予定 ー3年後の資源化目指すー

 逗子市は生ごみ分別収集・資源化に関する制度設計(案)についての第1回市民説明会を7月2日、市役所で開催した。

 当日は約35人が参加=写真。「環境問題に関心があり、計画には賛成」といった声のほか、カラス対策やケース、ネットの取り扱い、ごみ袋のサイズなどについて意見や質問が出た。説明会は今後、8月にかけて8回予定されている。担当者は「市民の皆様の率直な意見をいただき、制度設計に生かしていきたい」としている。日時等の詳細は市ホームページへ。

 逗子市と葉山町、鎌倉市は、ごみ処理の効率化や財政負担減を目的に、広域連携を進めている。逗子市では2001年から生ごみ資源化について検討を開始。燃えるごみの4割を占める生ごみを堆肥化することによって、焼却量の大幅な削減や環境負荷の低減、コスト減のほか、循環型社会の形成に寄与するとして議論を進めてきた。

 家庭で生ごみを分別し、収集したものを葉山町で建設中の生ごみ資源化処理施設で堆肥化する。できた堆肥は農家や地域住民に配布し、資源の循環を図る。貝類や骨類などは分解が難しく資源化しにくいが、分別が複雑化すること等からその範囲について検討するという。また、収集はごみステーションで「生ごみ週2回、燃やすごみ週2回」とする考えを示した。説明会後、パブリックコメントを経て、23年市議会第1回定例会に議案を提案。その後、分別変更についての市民説明会を実施し、25年3月から生ごみ分別収集を開始する予定。

住所

神奈川県逗子市逗子市役所

公開日:2022-07-14

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