高津区からも多くの人が通う「Mizutori Sports Club」(ミズドリスポーツクラブ)のチアリーディングチームが2022年、国内の大会で好成績を収め、2023年春チアの本場アメリカで 行われる世界大会へと駒を進めた。メンバーは晴れ舞台のステージを控え日々練習に明け暮れている。
同クラブのチアリーディングチームには、幼稚園生から30代の社会人まで約100人が在籍。初心者クラスから、今回の様なトップクラスの大会に参加し「競技」として本格的に取り組むクラスと分かれており、各年代がチアリーディングを通して切磋琢磨しながら成長を続けているという。
いざ「晴れ舞台」へ
そんな中、小学校高学年から高校生のメンバーで構成されるトップチームが昨年度行われた全国大会で優勝。社会人メンバーのチームも別の全国大会で準優勝し、共に世界大会への切符を獲得。この春、チアリーディングの本場といわれるアメリカで開催される世界大会はメンバーにとって「夢の晴れ舞台」となるだけに、練習にも一層熱を帯びている様子。着々と準備を進めている。
協力、支援呼び掛けも
その一方で現在、ネックになりつつあるのが遠征費用の問題。まだ競技としては知名度の低いため、今回の世界大会へ出場するために必要なおよそ1千万円の総費用が、各メンバーの自己負担となる公算。そこで「少しでもメンバーの負担が軽くなれば」といった声があがり現在クラウドファンディング(詳細は【電話】03・4560・2626)による支援の呼び掛けなども行われている。