「かわさき400年の秘宝」
東海道川崎宿起立400周年に合わせ、川崎駅周辺を謎解きしながら散策する体験型イベントが、5月21日(日)に開かれる。ゲーム感覚で街の歴史や魅力を発見してもらおうと川崎青年会議所(川崎JC/稲葉翔理事長)が企画した。
先着で参加賞も
「かわさき400年の秘宝」と題したイベントは、カワスイ川崎水族館やカワサキ文化会館、JR川崎駅(かわさききたテラス)など駅周辺の5つの施設に設置される謎解き用パンフレットのクイズを解きながら、駅前を周遊し川崎の魅力に触れてもらおうという企画。
参加賞として先着で川崎宿起立400年をイメージしたオリジナル菓子をプレゼントするほか、抽選でバスケットボール男子B1の川崎ブレイブサンダース選手のサイン入りユニホームが当たるなど地元にちなんだ特典も用意した。
川崎JCの中野絢斗さん(25)は「クイズを解きながら街をまわり、歴史やスポーツ、食など川崎の魅力を再発見するきっかけにしてほしい。東京や横浜など市外の人にも発信していきたい」と意気込む。
若者がタッグ組み
「若者により魅力を知ってほしい」―。イベントでは、25歳以下が集う「かわさき若者会議」や大学生による「かわさき区EST」のメンバーと川崎JCがタッグを組み、10代や20代の若者が興味を持つようなアイデアを考えてきた。会議を重ねる中で「楽しみながら体験できるものにしたい」と今若者に人気の謎解きイベントを計画。クイズを設置する場所は、以外と知られていない場所を選び、誰もができるよう参加は無料にした。
イベントを後援する川崎区は「川崎宿起立400年に合わせ、市民の方々が街を盛り上げようと催しを開いてくれ心強い。クイズを通して街を周遊してもらい、川崎宿の歴史や文化を知るきっかけになってほしい」と期待した。