伊勢原市日本遺産協議会(事務局・伊勢原市/高山松太郎会長)はこのほど、日本遺産のストーリーをより分かりやすく周知するためにホームページ「日本遺産『大山詣り』」を作成・公開しました。
伊勢原市では、「江戸庶民の信仰と行楽の地〜巨大な木太刀を担いで『大山詣り』〜」が2016年度に日本遺産に認定されて以来、伊勢原市ホームページ内の「文化財サイト」及び文化庁の「日本遺産ポータルサイト」などWEB上でのPRに取り組んできました。22年度に認定から6年が経過したことで文化庁から日本遺産の取り組みに関する総括評価を受け、継続認定となったものの、「ホームページの導線を整理することが必要」との指摘があったことから今回の作成となりました。
HPでは、日本遺産のストーリーと大山周辺の神社仏閣や伝統芸能などの構成文化財を説明するとともに、伊勢原市日本遺産協議会の取り組み紹介なども新たに盛り込みました。
また、コラムとして、メインストーリーである大山詣りに繋がるそれぞれの構成文化財のストーリーを紹介できるコーナーなども設け、今後より深く伊勢原市内の文化財を紹介することで、大山詣りの奥深さを知ってもらうよう工夫が凝らされました。
伊勢原市商工課観光課では、「HPなどで大山の歴史や物語を知って頂くことで、現地に来るきっかけになるとうれしい。今後、コラムなども増やし、前知識として知っていると現地が楽しくなるような物語を紹介していく」と話しています。