厚生労働大臣認定「一級印章彫刻技能師」である水嶋祥貴(みずしま あき)さんは東曜印房(平塚市明石町)の4代目店主。全国印章技術大競技会の木口密刻の部 特別賞、木口実印の部 金賞など数多の受賞歴があり、確かな技術で顧客から絶大な信頼がある『職人の中の職人』。
こう聞くと「寡黙で、黙々とはんこを彫っている人」と考える人もいるかもしれませんが、とっても身近な職人さんなんです。
金賞受賞の職人はとっても身近
『一彫一会』をモットーに、お客様との出会いを大切にする水嶋さん。とっても陽気な人で、本人も「はんこ屋は敷居が高いイメージがあるけれど、そんなことないんです!気軽にお店に来てほしい」と話す。
地元のはんこ屋として愛される理由は、水嶋さんの人柄も関係しています。平塚駅前商店街の活性化を目指す、商店主を中心とした集まり「平塚まちなか活性化隊」の一員でもあり、活動内容は多岐にわたります。
例えば2020年、コロナ禍で平塚市の一大イベント・湘南ひらつか七夕まつりが中止となってしまいましたが、市内の小中学校・幼稚園・保育園の子ども達や商店街に来たお客様から短冊を集め、モニュメントを作成しました。「せめて中心商店街だけでも七夕を感じられる取り組みをしたい」と思ったんだそう。
LINEで気軽に相談できる
「お店に入るのは勇気がいる」「気軽に問い合わせしたい」という方は、東曜印房さんのLINEでご相談を。水嶋さんが直接お返事をくれるとのこと。「値段や納期はどれくらいか」「素材は何か」などはんこに関することならどんなことでもOK!
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デジタル化の時代だからこそ・・・
コロナ禍の影響もあり急速に世の中がデジタル化に突き進んでおり、機械で大量生産される印鑑の需要は減っています。一方で、日本の伝統文化である『職人の手作業によって作られたはんこ』は見直されています。結婚や家の購入、相続など、人生で大切な決断をする瞬間に必要だと『世界に一つだけの自分だけのはんこ』として手に入れる人が増えています。もちろん、大切な人に贈るという方もいます。「お子さんが生まれたタイミングで、お子さんの下の名前で銀行印をつくる方もいますよ」と水嶋さん。
漢字に憧れる外国人がファンに!
2016年に開設したインスタグラムのフォロワーには外国人が多くいます。日本人も含めて現在のフォロワーは7000人以上!はんこの写真がかっこよく撮影され投稿されています。
平塚市も認めるお店
平塚市では、手作業にこだわり、伝統的な技や卓越した技術力等によって製品づくりをするお店を「匠の店」として認定しています。17店舗しかない中、東曜印房はその中の一店舗に選ばれています。
また、湘南ひらつか名産品選定委員会が推奨する、平塚らしいこだわりの詰まった商品として、東曜印房さんの商品「竹宝印かぐや」が選ばれています。
▼平塚名産品のレポートはこちら
「レアリア見ました」でプレゼント
東曜印房さんのLINEを登録してお店で「レアリア見ました」と伝えると、ありがとうを伝えるのに最適な『感謝ゴム印』をもらえます。
今はまだ購入を考えていない人でも、プレゼントを目当てにお店を訪れるのもあり!水嶋さんから楽しいお話も聞けちゃうかも。