万福寺ふるさと緑地
麻生区内万福寺の「あじさいロード」のあじさいが最盛期を迎えた。
あじさいロードがあるのは、万福寺ふるさと緑地。世田谷町田線の川崎市アートセンターの裏から、新百合山手西通りの新百合山手トンネル付近に抜ける小道だ。
入口に「あじさいロード」の看板も
小道には、色とりどりのあじさいが咲き誇り、通行者の目を楽しませている。新百合山手公園管理運営協議会がボランティア活動の一環として花の手入れや、下草刈り、枝払いなどを行っている。世田谷町田線からの入り口には、「あじさいロード」の看板も設置。同協議会では「もう少しで咲き終わるが、ぜひ公園の散策がてら、花を楽しんでもらえれば」と話している。
同公園は、万福寺の土地区画整理事業の緑に対する考え方を示すシンボルで、「郷土の里山」として緑地を保全、整備。元々この地にあった杜のイメージが残っていることから、万福寺土地区画整理組合によって「ふるさと緑地」と名付けられた。小道は、緑地が整備された当初からあり、初夏になると、あじさいが咲き誇ることから、「あじさいロード」という俗称がつけられたという。