里山フォーラムin麻生、麻生区生涯学習支援課が主催する「からむしボランティア研修」が7月2日(日)、8日(土)、麻生市民館で開催される。参加無料。要事前申込み。
麻生区の地名の由来になったとされる植物「麻」。イラクサ科の高さ1〜2mに育つ多年草で、古くから植物繊維をとるために栽培され、苧麻(ちょま)と別名で記されることもある。
今回の研修会は、その文化を紡ぎ、子どもたちに伝えるためのもの。7月2日は「【1】からむしで紙漉(す)き準備」。からむしについて学び、23日(日)に開催するワークショップの準備作業を行う。午前9時30分から正午。講師は、ナチュラリストの高柳芳恵さん。定員は10人程度。
7月8日は、「【2】からむし文化を映像で学ぶ」と題し、信州大学准教授の分藤大翼氏が監督し、人間文化研究機構 国立歴史民俗博物館が制作した記録映画『からむしのこえ』を鑑賞。希望者は、鑑賞後に苧(お)引きや糸づくりのからむし体験ができる。午前9時30分から正午。定員は25人程度。
申込みは、【1】か【2】、【1】【2】両方の希望回、氏名、住所、連絡先、メールアドレスを記入し、麻生市民館に直接か、【メール】satoyamaforum@gmail.comへ。問い合わせは、同団体事務局【電話】070・6426・6123。