小田原鳶職組合(磯崎保組合長)では、毎年1月に行われる小田原市消防出初式に向けて、はしご乗りの「乗り子」を募集している。
伝統的に乗り子を務めてきた若手鳶職人の減少に伴い、同組合では6年前から一般にも門戸を開いている。
対象は原則小田原市近郊在住・在勤・在学の高校生以上の男女(未成年者は保護者の同意が必要)。費用無料。
練習は酒匂川防災ステーション(小田原市寿町5の22の32)敷地内で、11月25日(火)から12月23日(火)まで(日曜除く、雨天中止)、午後7時30分から9時ごろまで。高さ1mほどの練習用はしごで基本から指導する。
副組合長の湯川吉寛さんは「見学や体験からでも歓迎です」と呼び掛けている。
同組合が担う「小田原古式消防」(鳶職木遣(きやり)、纏(まとい)振り、階子(はしご)乗り)は、今年4月に小田原市無形民俗文化財に指定されている。
問い合わせは湯川さん【電話】090・3209・3457。












