南菅生自治会(白倉栄志朗会長)が7月15日、4年ぶりに納涼祭りを開催した。
子ども縁日や屋台コーナー、「大人の暑気払い」が行われ、会場の南菅生自治会館と菅生公園、菅生第2公園には、南菅生自治会と隣接する向ヶ丘第五次自治会の子どもと保護者ら約140人が来場した。
今回の納涼祭では、川崎市まちづくり局の仲介により、静岡市で製作された「シズレンガ」(木育遊具)を、市内の町内会自治会として初めて貸与された。子ども縁日の一角では、子どもたちが木製ブロックをさまざまな形に組み立てる姿が見られた。
白倉会長は「コロナ禍で自粛していた納涼祭りを4年ぶりに開催した。地域を活性化するため、子どもや大人が楽しめるイベントなどを実施していきたい」と話す。
木材生産地の静岡市ではシズレンガの製作などに取り組む一方、林業のない川崎市では消費地として、静岡市と連携したシズレンガの活用や向丘出張所の木質化など幅広く取り組んでいる。