江戸時代にブームが起きたとされる変化朝顔が栄区に咲いている――。
本郷ふじやま公園(栄区鍛冶ケ谷1の20)で10年程前からこの変化朝顔を育てているのが、同園ボランティアスタッフの木村治夫さんだ。
ある図鑑によると変化朝顔とは遺伝子変異によって葉が尖ったり、縮れたり、花が割れたりするアサガオの総称。4月から約450粒の種を植え、双葉の段階で変化のあったものを選抜し、140鉢を育てた。「どのような葉や花になるか育ててみないと分からないのが楽しい。今年は『もずく』みたいなものが初めてできた」と笑顔を見せる。古民家ゾーンで展示中。開館は午前9時から午後5時。(問)同園【電話】045・896・0590