秦野市最大級の音楽の祭典「丹沢音楽祭」。2023年度で34回目を迎える同音楽祭の開催日、演奏曲が発表になりました。
開催日は2024年3月17日(日)、会場はクアーズテック秦野カルチャーホール(平沢82)大ホール。当日のメイン曲は「アルプス交響曲」(リヒャルト・シュトラウス作曲)、そして丹沢音楽祭の伝統曲「丹沢讃歌」(加藤正二作曲)に加え、「波の盆」(武満徹作曲)が披露される。入場チケットは12月販売予定。
演奏するのは、秦野を代表する市民オーケストラ「秦野市民交響楽団」と「西湘フィルハーモニー管弦楽団」、そしてパーカッショングループ「フォーライフ」。指揮者には世界で活躍する新通英洋氏を迎えます。
難易度が高いとされる「アルプス交響曲」に挑戦することを決めた市民オーケストラ。秦野市民交響楽団の役員・楠木哲郎さんは「アマチュアが挑む最高の曲。難所の多い曲ですが、心の底で思い描いていた理想の曲に挑戦できる機会をもらった。団としてもモチベーションが高くなっている。本物の楽器を市民の方々にも見ていただきたいし、聴きに来ていただきたい」と話します。
また、西湘フィルハーモニー管弦楽団の塩澤民規雄団長は「日頃から当団をサポートしていただいている秦野市民のみなさんに応えるためにも、西湘フィルやはだの響のファンの方々にも喜んでいただけるよう、演奏当日へ向けがんばっていきたい。ぜひ聴きにきてください」と話しました。
1915年に完成したアルプス交響曲は「まるでアルプスの山々に居るかのような、登山した気分に浸れる、山々の情景が目に浮かぶ、エンターテイメント性の高い交響曲」。約50分の演奏中に普段はなかなか見ること、その音を聞くことができないウインドマシーン(風音器)やサンダーマシーン(雷音器)などの楽器も使用されます。
共演団員を募集中
同音楽祭実行委員会は、丹沢音楽祭での共演団員を募集中。募集楽器は「弦楽器」。秦野市内在住、在学、在勤者が優先。10月末から始まる21回(本番含む)の練習(会場は市内公共施設)におおむね参加できる人。限定10人。楽器は各自が用意、先着順だが、楽器により募集人員を調整する場合があります。当日は、市民オーケストラとともに「丹沢讃歌」「波の盆」を共演できます。参加費は1万500円。このほかチケット2枚購入のこと。
詳細・団員申込みについては、クアーズテック秦野カルチャーホール内の実行委員会【電話】0463・81・1211へ。