横浜市鶴見区・潮田小学校が創立150周年!児童作の巨大ケーキでお祝い

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横浜市鶴見区・潮田小学校が創立150周年!児童作の巨大ケーキでお祝い

横浜市立潮田小学校が創立150周年を迎え、11月18日にお祝い集会や記念式典が行われた。集会では児童たちがバースデーケーキへの点灯式でお祝い。式典では小泉博史校長が来賓らに「地域や保護者、多くの人に支えられて150周年を迎えることができた。子どもたちの思いを大切に、これからもよりよい学校を作っていきます」と感謝を述べた。

150周年で児童会で決めたスローガンは「ワールドフラワーガーデン」。同校の特色である「国際色豊か」「多文化共生」をイメージし、花が咲くように「いいところいっぱいの潮田小にしたい」という思いが込められている。児童たちによるお祝い集会は運営委員会による劇でスタート。そして、各学年が1段ずつ作り上げたカラフルなバースデーケーキへの点灯式では、代表者たちがケーキ作りのこだわりを説明。150本のロウソクに光が灯されると、児童たちから大きな拍手が起きた。

お祝い集会で盛り上がる児童たち

そして、6年生による動画「はじめて物語」では、児童たちが150年前にタイムスリップ。木造だった当時の校舎や白黒写真の中で授業を受ける当時の子どもたちの様子などを見て、驚きの声が上がっていた。そして「好きな給食」など児童たちにアンケートをとったクイズでは、会場中が大盛り上がり。ハッピーバースデーソングなども歌い、みんなで祝った。集会後には、地域の来賓らを招いての式典も行われた。記念行事の実行委員長を務めた岩本華さんは「150年の長い歴史と伝統を誇りに思います。様々な困難と直面しても、支えてくれた皆さまのおかげで今があります」と関係者や保護者、地域に感謝を述べた。

潮田小学校の150年

1873(明治6)年に潮田村の民家を借り、「潮田学舎」の名で誕生した潮田小学校。150年の歴史の中で14回にもわたって学校名が改称された同校。1943(昭和18)年には児童数の増加で「東潮田国民学校」と「西潮田国民学校」に分かれ、今と同じ場所に2つの学校が隣同士で建っていた。その後、太平洋戦争時には児童の集団疎開や空襲による校舎の焼失などもあったが、47(昭和22)年に市立潮田小学校として新学制が発足した。その後は、まちの発展と共に児童数も増加。53(昭和28)年の創立80周年には校歌も制定された。学校のシンボルでもある「潮新山」は62(昭和37)年に作られた。現在、日本を含む21の国と地域とつながりを持つ児童が通う国際色豊かな同校。自分のアイデンティティを大切にし、互いを受け容れるための授業なども盛んで、語学教室なども開かれている。学校目標は「自分大好き 友だち大好き 潮田大好き」。地域とともに生き、自国の伝統や文化の良さを学び、いろいろな国とのつながりを大切にする子を育てる教育が実践されている。

今年1年、様々な形で150周年をお祝いしました!

記念パネルお披露目会で風船を飛ばしました!

航空写真の撮影では、みんなで「ちきゅまる」の人文字を作りました!

150周年記念実行委員会の皆さんが、花壇まわりを補修したり、素敵なロゴを入れてくれました!

エコバッグなど様々な記念グッズも作成しました!

記念キャラは「ちきゅまる」いっぱいの花でお祝い

創立150周年記念で作成したキャラクターは「ちきゅまる」。全校児童からアイデアを募り、投票の結果、5年1組の上岡美輪さんが描いた「ちきゅまる」に決まった。日本を含む21の国と地域とつながる(2023年現在)国際的な同校らしく、にこにこした笑顔の地球といっぱいの花で、150周年をお祝いする雰囲気に溢れている。140周年記念キャラの「潮田いよまるくん」も描かれている。ちきゅまるは、運動会や横断幕など、今年1年様々な場面で活用され、航空写真でも児童たちが人文字で表現した。

LINEスタンプを制作 全児童からイラストを募集

150周年を記念して、記念実行委員会が中心となってLINEスタンプを作成した。全校児童や保護者からイラストを募集し、40種類のデザインが選ばれた。それぞれのスタンプにはかわいらしいイラストに加え、「おうえんしてるよ!」「宿題やった?」などのメッセージも添えられている。来年3月31日までの期間限定で販売。購入はLINE STOREから(https://store.line.me/stickershop/product/24746268/ja)。

住所

神奈川県横浜市鶴見区 潮田小学校

公開日:2023-11-30

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