昨年行われた「高校生のためのeiga worldcup2023」(通称:映画甲子園)で小田原高校放送部が制作した『高校生の今に』が「ジャパンケーブルキャスト賞」と「明治大学情報コミュニケーション学部賞」を受賞した。
NPO法人映画甲子園が主催し、高校生が自主制作した映画作品の完成度を競い合うコンクール。今年は73作品の応募があった。同校からは各学年1つ作品を応募し、『高校生の今に』は2年生が制作。作品は高校生の男女が授業の一環である探求活動を通じて「なぜ勉強をしないといけないのか」という問いを深めていくストーリー。脚本と監督を務めた東島沙耶花さん(2年)は「テストでいい点数を取るために勉強するのではなく、学ぶことの意味を大事にするべき」と考え物語を書いた。主演を務めた部長の工藤颯太さん(同)は「いい作品になったと思っていたので賞をもらえうれしかった」と話した。受賞作品は同法人のHP、応募作品一覧から鑑賞できる。