第39回神奈川区社会福祉大会が2月1日、神奈川公会堂で開かれた。神奈川区社会福祉協議会(河原史郎会長)と神奈川区役所(日比野政芳区長)が主催。前半は感謝状贈呈式として、地域福祉活動に長年従事した功労者のほか、区社協善意銀行に寄付を行った個人・団体が表彰された。
後半は地域活動団体紹介として「白幡こぶしの会」と「NPO法人くじらぐも」が事例発表を行った。白幡こぶしの会は白幡地区で単身生活者の会食会として始まったもので、現在は配食を行っている。
くじらぐもは障害など悩みを抱える親子と学校・社会を結ぶ「リエゾン支援」の先駆けとなった団体。創設者の青方美惠子さんは今年1月に急逝し、代わりに登壇した理事の磯知子さんは「これからも理事長の思いと共に、ひたむきにたゆみない活動を続けていきます」と語った。