一針に子への思い込め
二宮町内の賑わい創出のための観光ガイドや伝統文化の継承を目的に活動するグリーンにのみやプロジェクト(松本篤子代表)が3月20日まで、川勾神社(二宮町山西2122)でつるし雛を展示している。午前9時〜午後4時30分。入場無料。
展示されているつるし雛は、同プロジェクトのメンバーが一つ一つ手作りしたもの。正絹を使っており、1本のつるし雛を作るのに30個ほどのパーツが必要なため、制作には2、3カ月かかるという。
松本代表は、「つるし雛は、母親から子どもへと一針一針思いを込めて手作りする日本の伝統文化。若い世代にも神社に足を運んでもらい、文化を残していきたい」と話していた。
「巫女さん」体験も
また、つるし雛展開催期間中の土日祝日、「巫女さん体験会」を実施。午前10時〜午後2時。申し込み不要で15分500円。企画運営は株式会社ALHALI。
体験は子どもから大人まで可能。巫女の装束を着て神社の境内を散策し、つるし雛と共に写真を撮ることができる。