横須賀総合高校アーチェリー部は6月8日、9日に行われた関東高等学校アーチェリー選手権大会で、男子団体優勝、女子団体5位のほか、浦田唯さん(3年=ハイランド在住)が男子個人で優勝を獲得した。また、8月5日(月)から始まる全国高等学校総合体育大会(インターハイ)に同部から女子団体のほか、男子個人で浦田さんが出場する。
これまで関東大会で自己ベスト16位に甘んじていた浦田さん。星槎国際高校や慶應義塾高校などの強豪私立がひしめく中、初の栄冠をつかんだ。この1年で意識したのは、「自分のみならずライバルの実力を把握すること」。自分の足りない部分を常に意識し、計画的に練習に取り組んできたという。
狙うは「全国優勝」
インターハイを間近に控え、同校は7月に4日間の合宿を敢行。富岡総合公園アーチェリー場(横浜市)などで実践に即した練習を行った。顧問の川村栄一教諭は「女子団体含め、公立校でも全国で戦えるところを見せたい」と選手らの活躍に期待。浦田さんは「この1年で自信もついた。狙うのは日本一のみ」と同校初となる全国優勝を目指し意気込みを見せた。