10月31日まで作品展を開催!
横浜市戸塚区のサービス付き高齢者向け住宅・クラシック・コミュニティ横浜(支配人: 田山隆之)で、2024年8月から複数回にわたってアート体験を実施しました。今回、クラシック・コミュニティ横浜に加えてさらに、ツクイ横浜東俣野、ツクイ横浜中田、ツクイ横浜戸塚川上の計4ヶ所でも同様のアート体験が行われ、多数の参加者が作品づくりを楽しみました。
できあがった作品数はなんと50点超え!すべての作品は10月4日(金)〜10月31日(木)まで、交流広場とつか(戸塚区)で展示されます。
さまざまな物をつかって「創造する」を楽しむ
講師として登場したのは、同じく戸塚区内で全障害児・者向け「バリアフリー造形教室 みんなのアトリエ」を開く白瀬綾乃さん。
実は以前にも、クラシック・コミュニティ横浜が主催したアート体験に講師として参加しており、今回2度目のコラボレーションです。
第1回目はこちら
今回の作品に使うのは、色紙・トレーシングペーパー・絵の具・オイルパステル・スパンコール・シールなどなど。創作活動によく使われるものから、見慣れない画材までさまざなものがありますが、作品をつくる時にはどんなものをどんな風に使ってもOK。まさに心のままに手を動かし、創造する体験を楽しみます。
白瀬さん「最初はやはり、何をするのかよくわからず抵抗を示される方も多かったです」。開催当初は参加した方の不安な様子もうかがえたと白瀬さんは振り返ります。しかしひとたび手を動かし始めると、皆さん黙々と作品づくりに没頭し、真剣な表情で取り組み始めます。
まずは、好きな色紙にスプーンを使って絵の具を好きなように塗り広げます。
次に、トレーシングペーパーをハサミや手で切ったら自由に捻ったり回したりして、絵の具を塗った上に貼り付けていきます。
最後は、シールやスパンコールで飾り付け。色を足したり、立体的にしたり……心ゆくまでアートの世界に没頭します。
心ゆくまで作品と向き合ったら、ついに完成です!今回は全64作品が完成し、展示されています。
田山さんは「利用者の方が夢中になって作品づくりに取り組んでいる様子を見ることができてうれしかった。集中して取り組む方が多かった分、限られた時間でありながら着実に進みしっかり完成できたことも生涯学習としての達成感につながっていると思います」と話します。
参加者の中には「私はセンスがないから……」と初めは隠すようにして作業していた方も、完成した時には「ここのキラキラしているのがキレイでしょう」と満足気に自分の作品をアピールしていました。
誰でもいつでもできる。それが「アート」
10月7日には、アート体験企画の参加者が実際に展示された作品を見に交流広場とつかを訪れました。壁一面に貼られた作品たちは迫力満点。一枚一枚を間近でじっくり見ると、それぞれの自由な発想や表現を楽しむことができます。
クラシック・コミュニティ横浜では、これまでもさまざまなレクリエーションやイベントを開催してきました。その中でもアート作品づくりは、年齢や性別関係なくいつでも、誰でも取り組める「生涯学習」として考えられています。
それは作品にテーマや目的をあえて定めず、「つくること」の楽しさを伝える白瀬さんの思いと合致しているのです。
田山さんは「地域の方と協力しながら、今後もいろいろな活動を続けていきたい」と次回以降の開催についても意欲を見せていました。
- 交流広場とつかに展示された作品たちは、誰でも無料で鑑賞できます。10月31日(木)まで。
クラシック・コミュニティ横浜では資料請求、介護相談や見学を随時受付中。入居などを検討中の方は下記の手順で。
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