東京都町田市出身で現在、車いすモデルとして活躍中の玉置陽葵さんが3月1日(土)、町田市民フォーラム3階ホール(原町田)で講演会を実施する。
幼い頃、生まれつき筋肉が徐々に弱っていく難病・ウルリッヒ型先天性筋ジストロフィーと診断された玉置さん。現在は大学生活を送りながらSNSでの発信や、障害者専門芸能事務所に所属し、ファッションショーなどの場でモデルとして活躍している。近年ではトークショーなどを通しても自身の経験を発信してきた。
玉置さんは日常生活を車いすで送る中で、入れる店や行ける場所が限られていることを痛感してきたという。「社会の受け入れ態勢が整っていくことで障害がある人の生活のしやすさも上がっていくのではと思っています」としたうえで、「講演を通して障害がある人も社会にいるのが当たり前だということを伝えたい。身近な存在として見てもらいたいです」と話している。
2月23日申込締切
講演は町田市の地域公開講座として行われるもので、玉置さんの経験に基づいた話題が展開される。「不安を抱えている障害当事者やその家族の皆さんもいると思います。一人じゃないということを伝えられる場にしたいです」と玉置さんは意気込んでいる。
時間は午後2時から3時30分までで参加は無料。車いす席、親子室あり。申込みは2月23日(日)までにイベントダイヤル【電話】042・724・5656またはイベシス(イベントコード:250110A)を利用のうえ。