取材してきたひと:ご当地ギフトPR隊ロボ「R-TN」
ガガガーッ。何やら東京多摩地域から興味深い情報が舞い込んできたぞ?東京都町田市にカエルの人形が乗る自宅用防犯カメラが人気を集めているそうだよ。離れて暮らす高齢の親や開店祝いとしておくるケースもあるといい、どのようなものか発案したNPO法人川さらい(町田市金森)さんを訪問したよ。
そのカメラの名前は「防犯カメラ・ケロカメ」。河川の清掃活動など、地域の環境保全活動を行っている川さらいの深田英生理事長が「安全・安心な街づくりに貢献したい」と発案したものだそう。地元町田市の金森地区で地域の協力を得て設置を進めていくと、警察から数多く情報提供を求められるなど、「ケロちゃん」と名づけられたカエル人形が乗るカメラは街で話題を集めるようになったんだって。

ケロカメを発案した深田理事長
深田理事長は「町田を日本一安全な街にしたいと発案したもの。より多くの地域で活用されるようになれば。東京都内・神奈川県内など、可能な限り設置にお伺いさせて頂きます。希望によってはさまざまなところに設置も。ワインバーの開店祝いにワイングラスのなかに設置したこともありました」と笑顔で話しているよ。

ワインバーの開店祝いにワイングラスのなかに設置された防犯カメラ=下カメラ=
費用は・・・
カメラ2台と録画用レコーダーをリースで月額3,300円(税込)=写真。設置費やメンテナンスは無料で行ってくれるそう。うれしいガガガっ――。ケロカメの収益は境川の保全活動にあてられているんだよ。その他詳細、お得な月額プランは下記「ケロカメ」HPを参照してね
「ケロカメ」HP http://www.kawasarai.org/kerocame/index.html
カエルは・・・
カエルは2種類。LEDが点滅し夜間でも目立つものと無着色のタイプがあるそう。無着色のものは子どもたちに着色をしてもらい、防犯を意識するきっかけになればと考えているそうだガガガ。カエルの人形を選んだのは、「地域を見守り、安全に帰る(カエル)」という思いを込めたそうだよ。

左が初代のケロちゃん
きっかけは・・・
このケロカメの構想を頂くきっかけになったのは、深田理事長が当て逃げされたことだったそう。被害を受けた際、たまたま通りかかった車のドライブレコーダーの映像が証拠になり犯人を捕まえることができた経験があったんだって。そこで「映像を残すことが防犯につながるという意識が芽生えた」と深田理事長。そして、「カメラの設置が抑制にもなる」という専門家の話も取り入れ、開発を進めてきたという。

深田理事長がプレゼントされたという自身の絵画。活動への理解者は多い。
「気軽にお問い合わせを」
深田理事長は「少しでも興味をもって頂けるようでしたら、気軽にお問い合わせしてもらえれば。問い合わせ先(川さらい042・814・1199)の留守番電話に折り返し先を入れて頂ければ、担当者が折り返します」と話しているよ。

NPO法人 川さらいのロゴマーク